こんな私
2002年2月3日思いを断ち切る力をください
前だけを見て生きられる力をください
真っ直ぐに瞳をあける勇気をください
できるなら
何かに頼ることなく生きられる
力をください
誰かより強いことよりも
誰よりも自分に勝てる力をください
できるなら
誰かに頼ることのない
私をください
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
何度決心しても
また、考えてしまう。
そうして疲れて
また眠ってしまう。
何ヶ月も、辞めたいと思っていたテニス
何度退部を決意しても
またあの人に引き戻される
あの人に会うたびに
また
辞めることを先延ばしにしてしまう私
毎週 練習を見に来てくれる人で。
あっちゃん て 私を呼ぶ。
私だけ ”ちゃん”づけで。
それが嬉しくて
あっちゃんて呼ばれるのが嬉しくて
まだここにいる
それでもこのまま
二年生になることはできないこと
分かってる
それでもあの人は
未来を見て話す
さも 当たり前のように
前衛が今。
二人しかいない
このままでは団体戦には出られない
「前衛やればきっと上手くなるよ。
1ヶ月あればみんなに追いつくよ
可能性のないやつには誰も言わないからさ」
先生と、もう一人のOB{嫌いな人}はそう言う。
「いいんだよな。お前は3番手の後衛目指すんだもんな」
というあの人。
遠ざかりながら、いつのまにか泣き出してしまった私。
「お前の好きなようにしろ。
後衛やりたいんだろ」
そう言ってくれた。
今また、私は泣いている。
どうすればいいんだろう、と
まだ考えている。
あの人が好きです。
でも、テニスを続けるたびにトゲトゲになっていく
私が嫌いです。
決断できない私が、もっと嫌いです。
ちゃんと他人と話すことのできない私が
もっと嫌いです。
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