父親のことをちゃんと考えるようになった。

私にとって『父親』とは、他人も同然だった。
歴史の教科書に出てくる人々と同じようなものだった。
『紙の上にしか存在しない』

百聞は一見にしかず という。
私は百回だって千回だって聞くことは出来るけど、
一番確かな、『一見』が不可能。
だから、私にとって『父親』は不安定な存在になっていた。

物心つく頃から。

戸籍謄本をはじめてみたとき、
あの人の名前がまだ、そこにあってビックリした。
もう、どこにもいないと思っていたあの人の名前は、まだそこにあった。
死亡と書かれようがなんだろうが、あの人は居たのだ。

今、私は夏の墓参りを待っている。楽しみに。
行かなくちゃって思いがある。
{試合がかぶりそうですが、私にとっては墓参りのほうが上v}

最近、そうして私の中に『父親』が生まれた。

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